NCIS〜ネイビー犯罪捜査班は、
アメリカのCBSで放送されている警察犯罪ドラマです。
NCIS〜ネイビー犯罪捜査班という架空の組織が主体に、
犯罪操作解決をして行く物語です。
ネイビーという名前からおわかりになるように、
アメリカ海軍やそれにまつわる人物が関わる事件を扱っています。
ロングランのドラマで、現在で、シーズン10になります。
途中、NCIS ロサンゼルス、というシリーズもあり、
舞台がロサンゼルスに移り、メンバーもロサンゼルス中心になっていますが、いずれも、ワシントンDCの本部との連携があります。
主人公は、元元海兵隊一等軍曹のレロイジェスロギブス。
彼は、ノーナンセンスというほどの堅物、凄腕捜査官です。
ギブス独自の捜査方法と感で、チームを率いて事件を解決してゆきます。
アビゲイルアビーシュートは一見、
パンク風の出で立ちをした変わった女性ですが、
科学捜査の分析官として、NCISに欠かせない人物です。
アンソニートニーディノッゾは、少しお調子者のキャラクターですが、
実力の持ち主。一時期、ギブスの不在中、チムリーダーになっていました。
ジヴァダヴィードはイスラエル諜報特務庁の副長官の娘。
NCISとは対立する立場を隠してNCISに潜入していましたが、
ギブスや仲間たちの正義感と絆によって、
父親から離れてNCIS捜査官として活躍します。
ティモシーマクギーは、NCISの中でも、
マサチューセッツ工科大学出身のエリートで、
コンピューター解析・情報収集に卓越している。
ディノッゾからはコンピューターオタクとして馬鹿にされたりもするが、
頼りにもされている。
実はペンネームを持つ作家でもある。
マーク・ハーモンは1951年9月2日にカリフォルニア州で生まれました。
有名なアメフト選手の父を持ち、自身もアメフトに打ち込みました。
勉学においても秀でており、大学を首席で卒業しています。
マークは俳優としては遅咲きで、なかなか芽が出ませんでした。
主な出演作は『プレシディオの男たち』、『君がいた夏』、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』、『ワイアット・アープ』、『こちらブルームーン探偵社』等です。
マーク・ハーモンが演じているｷﾞﾌﾞスはNCIS特別捜査官であり、現場対応チームの主任を務めています。
以前は海兵隊に所属していました。
ギブスは優れたリーダーシップを発揮してチームを統括し、独自の方針にのっとって捜査を進めていきます。
この方針はギブスルールと呼ばれており、部下たちは厳守しなければなりません。
また、ギブスはコーヒー中毒であり、片時もコーヒーが手放せません。
これまでに４回の婚姻歴があり、内１回は死別、他は離婚となっています。
結婚相手は全て赤毛の女性ですが、これは母親が赤毛だったからのようです。
マイケル・ウェザリーは1968年7月8日にニューヨークで生まれました。
大学在学中に俳優への道を志すようになりました。裕福な家庭で育ちましたが、俳優の道を選んだことにより、財産相続を放棄しました。
これまでの主な出演作は、『ダーク・エンジェル』、『ラスト・デイズ・オブ・ディスコ』等です。
マイケル・ウェザリー演じるアンソニーは、ギブスの部下の上級捜査官で、トニーと呼ばれています。
裕福なイタリア系アメリカ人ですが、マイケル本人と同じく財産放棄しています。
悪ふざけが好きでギブスによく怒られていますが、高い能力があり、ギブスに代わって巧みに捜査の指揮をとる場面もありました。
ショーン・マーレイは、1977年11月15日生まれの俳優です。
これまでの主な出演作は、『ER』や『Touched by an Angel』、『Civil Wars』等です。
ショーン・マーレイ演じるティモシー・マクギーはギブスの部下の新人捜査官です。
マサチューセッツ工科大学を卒業した秀才で、卓越したコンピュータ技術を持っており、ハッキング等を得意としています。
シーズン2からレギュラー出演となり、年齢も最年少であることからよくトニーにからかわれています。
いわゆるオタクですが、趣味でギブスやチームを題材にした小説を執筆しています。
コート・デ・パブロは1979年11月12日にチリで生まれました。
チリ・サンティアゴの出身ですが、カーネギーメロン大学で音楽と演劇を学びました。
大学卒業後はニューヨークへ移り、ウエイトレスとして働きながら女優を目指しました。
主な出演作は、『The $treet』、『The Jury』等です。
コート・デ・パブロ演ずるジヴァ・ダヴィードはイスラエル諜報特務庁モサッド出身の、ギブスの部下。
イスラエル人であり、諜報活動を得意としています。
女性捜査官ケイトが殺害された事件で、自分の異母兄弟が疑われ、その疑いを晴らすためにやってきましたが、結局兄の仕業だったことが分かり、その後モサッドを離れNCISに加わります。
特技は多数の言語が話せることですが、車の運転は荒く、同乗者を恐れさせます。また、英語はあまりうまくないようです。
ポーリー・ペレットは、1969年3月27日生まれのアメリカの女優です。
何年もニューヨークでバーテンをしながらＣＭやナレーションの仕事をしていました。
その他にも色々な仕事を経験しています。
また、歌手や作家としても活動しています。
これまでの主な出演作は、『That's Life』、『24』、邦画のリメイクである『リング』、その他、ディズニー映画『ブラザー・ベアー』で声優を務めています。
ポーリー・ペレットが演じているアビーは、ゴスロリファッションに身を包んだ個性的な分析官です。
仕事に関しては多才な能力を持ち、コンピュータの操作も得意としています。
彼女もギブスと同じくカフェイン中毒で、カフェパウという飲み物を愛飲しています。
デヴィッド・マッカラムは1933年9月19日にイギリスのグラスゴーで生まれました。
音楽一家に生まれたので、自身も音楽の道を志していましたが、演劇に転向しました。
出世作はテレビドラマの『001ナポレオン・ソロ』です。
デヴィッド・マッカラムは通称“ダッキー”のドナルド・マラード役を演じています。
検視官主任で、ギブスとは長年親しくしており、ドナルド・ダックにちなんで“ダッキー”と呼ばれています。
遺体の解剖を行うのはもちろん、プロファイリングも得意としています。
また、遺体に親しげに話しかけるという一風変わった人物ですが、そうすることで遺体の声を聞こうとしているのかもしれません。
うんちくを披露するのが好きで、解剖中でも薀蓄を語り出したら止まりません。
高齢ですが、勉学を怠らず熱心に仕事に取り組んでいるダッキーはチームの強力な一員といえるでしょう。
ロッキー・キャロルは1963年7月にアメリカオハイオ州で生まれました。
スクール・フォー・クリエイティブ・アンド・パフォーミング・アーツで演劇の勉強をした後、劇場を中心に活動していました。
主な出演作は『グレイズ?アナトミー』や『クリムゾンタイド』、『キスへのプレリュード』、『7月4日に生まれて』等です。
ロッキー・キャロル演じるレオン・ヴァンスはNCISの局長です。
前任のジェニーに代わって副局長から昇進して着任しました。
厳格な上司として君臨しており、メンバーからは決して好かれているとは言えません。ギブスとは以前からの知り合いです。
米軍の計画に関する秘密が漏れたことで、チーム内に密通者がいることを疑い、レオンは一度チームを解散させたこともあります。
事件解決後は自ら再度チームを招集しましたが、困難な捜査に立ち向かうチームをまとめるのは、彼のような冷徹さも必要なのでしょう。
